歯を治すから守る時代へ。
和田歯科医院では、本格的な治療に移る前に、カウンセリングと精密な検査を行うのが強みです。
特に成人の患者さんに対しては、初診時に検査と治療計画を作成し、4回目以降に治療へと進むのが基本的な流れとなります。もちろん、歯が激しく痛むなどの場合は、応急処置を行いますのでご安心ください。
初診の流れ (初診 所要時間:最大30分 ※場合によっては応急処置)
当院は検査を徹底するので、通常の歯科医院よりお時間をいただくことがあるかと思います。ただ、土台の状況を整えないとむし歯や歯周病の治療をしてもうまくいきません。そのために重要な一歩となるのが詳細なリスク分析です。
お口のリスクを知った上で歯科治療を受けると、「どうやって治療をするのか」「あとどれぐらい治療する必要があるのか」などを患者様にお伝えできるので、術後の経過が違います。
精密検査(診察2回目 所要時間:45分~60分)※成人初診時の場合
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唾液検査
唾液検査で調べるのは、むし歯菌・酸性度・緩衝能の3項目。
どのように治療を進めるべきか、または改善結果などが客観的な数字でわかるのがメリットです。
そのため当院では、必ず全員に唾液検査を行っています。自費で2000円(税込)負担がかかりますが、重要な検査なのでご理解の程よろしくお願いします。
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口腔内写真12枚法
患者様のお口の中を撮影します。噛み合わせや、歯肉、歯並びの状態がカラー写真で12枚撮るため、お口の中の状況がどうなっているか、患者さんもすぐにわかります。
治療が推移すると、特に見えにくい奥歯の状態を含めて、どのように改善していったか(before/after)が理解できます。
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歯周精密検査
現代人の多くがトラブルに悩まされている歯周病。歯周病はある程度進行しないと悪くなったことに気づきません。そのため、歯周顕密検査を行い、お口の状態を正確に把握する必要があります。具体的には、①歯周ポケット測定(EPP) ②歯の動揺度チェック ③プラーク付着状態の検査 ④歯肉からの出血(BOP)を調べていくのが特徴です。
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パントモ(オルソパントモグラフィー)
歯の生え方、骨や神経など肉眼では把握できない部分をレントゲン撮影で把握していきます。パントモとは、オルソパントモグラフィーの略。特殊な装置が、患者さんの顔を回りながら撮影するのが特徴です。1枚のフィルムに上下の歯列や歯周組織などが写されるため、口腔内全体の状況がよくわかります。
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デンタル12枚
全体像を見るのではなく、2~3本の歯を細かくレントゲン撮影していきます。どこが悪くなっているかが細かくチェック可能です。
全体チェックとミクロなチェックの両方を行うことで、根本的な原因が把握できます。
検査に関する説明(診察3回目 所要時間:最大60分)
検査をした後、一人一人の患者様に状況を説明いたします。
「歯を綺麗に保つにはどのような方法があるか」「できるだけお金をかけずに治療を行いたい」など、お悩みや御要望があれば、どんなことでもご相談ください。
その後、治療計画を作成し、患者さんに納得していただいたあと、治療を進めていきます。
治療計画に応じて、虫歯や歯周病、根管治療、親知らずの抜歯などを行っていきます。
また、以下のようなメインテナンスを行っていくことで、治療効果が続き、将来の歯の健康に繋がっていきます。
- 歯石除去
- 細菌の塊である歯垢(プラーク)が唾液などによって固まると歯石となります。そうなるとブラッシングでは絶対に取ることが出来ません。歯石の周りに細菌が付着し、さらに炎症が強くなってしまうのです。歯石除去を行えば、出血、炎症など歯周病の進行が抑えられます。
- PMTC
- 虫歯や歯周病など治療を目的とした歯石除去は保険適用となりますが、何度か通わなければいけないというデメリットがあります。
その際、PMTC(プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング)なら、自費診療となりますが、一回の来院で効果的にクリーニングを行うことが可能です。
特に当院では、「エアフローワン」という最新の医療機器を導入。極小の粒子を吹きつけて、汚れや黄ばみを落としていきます。注目すべきは侵襲が最小限で済むこと。ほとんど痛みがなく、気持ちよくメインテナンスできると患者さんにも好評です。
- 歯みがき(ブラッシング)指導
- 当たり前の話ですが、虫歯や歯周病は細菌によるお口の病気です。つまり、効率的にセルフケアを行っていけば、細菌の数は確実に減らせます。(これをプラークコントロールと呼びます)
当院では、効果的な歯磨きの仕方、使っている歯ブラシの提案もできるので、お気軽にご相談ください。